令和6年、春の叙勲に際して4月29日付けで旭日双光章の栄に浴し、誠に光栄な事と感激いたしております。
5月2日には埼玉県知事公館に於いて、大野知事より勲記及び勲章の伝達式とお祝いのパーティーが開かれました。そして、5月10日には全国の受章者がホテルニューオータニに集合しバスで皇居宮殿に向い、豊明殿において天皇陛下に拝謁いたしました。その後、宮殿内で記念撮影をして皇居から帰ってまいりました。
大変素晴らしい一日でした。
私は昭和40年に東邦大学薬学部を卒業後、東京大学附属病院薬剤部の研究生として1年間実施研修し、新宿区内の病院に薬局長として2年間勤務し、その後医師の夫と結婚し開業医の妻となりました。昭和58年に夫は急逝し、その後平成元年に柳原薬局を開業いたしました。当時は医薬分業の波にのり薬局は順調に発展し、地域薬剤師会にも入会しました。
この所沢の地で薬剤師として市民の皆様のお役にたてる薬剤師になりたいと心に誓い毎日活動し、2000年からは介護保険も始まり介護認定審査委員など、また学校薬剤師、幼稚園薬剤師などを歴任し今に至ります。
令和元年の新型コロナの流行で初めてのパンデミックを経験し、薬剤師として何か皆様のお役に立てることはないかと考え、新型コロナ予防注射のお手伝いをしたいと思いました。薬剤師会ではデリケートなコロナワクチンの薬剤管理と薬液調製を行い、市民の皆様に安心安全なワクチンを提供しようと考え、薬剤師会員総動員で活動させていただきました。
今回の受章に際し本学の恩師、諸先輩、多くの仲間の薬剤師の皆様方の御支援、御協力の賜物と深く感謝申し上げます。
これからもこの受章に恥じぬよう精進してまいりたいと存じます。
栁原 千衣子(S40年卒)

