学校薬剤師活動の功労に依り、平成３０年春の叙勲で、瑞宝双光章を受ける光栄に浴することができました。５月１１日、国立劇場大劇場で伝達式があり、文部科学大臣から勲記と勲章を戴きました。その後、妻と一緒に皇居に参内し，豊明殿で天皇陛下に拝謁させていただきました。陛下は、受章者と配偶者の立ち並ぶ間を１０分程かけて廻られ、「ご苦労様でした。お身体を大切にしてください。」とお声をかけていただきました。
私の所属する江戸川区薬剤師会では、毎年「くすりの正しい使い方ポスターコンクール」を行っており、区民の皆様から薬のことや薬剤師の仕事が理解できるようになったとの賛辞を頂いています。毎年ポスターコンクールの優秀作品を６点選び、カレンダーを作って区内全学校や公共施設、都都内各薬剤師、東京都教育委員会に配布してきました。これらのことが東京都や文部科学省の評価につながったものだと思っております。学校薬剤師の仕事や事業は私一人では進みません。薬剤師一人一人の活動のもとで進められてきたもので、私は単に責任者として十数年務めただけです。これらに功績の評価として、会員諸氏の代表として受章できたものと思っております。

藤井　修（S45卒）