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鶴風会本部
受賞のお知らせ
会報109号掲載:瑞宝双光章 畝本昌介(S28)

瑞宝双光章受章に寄せて

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 このたび あなたは11月3日付をもって瑞宝双光章が授与されることになりました。誠におめでとうございます。
 つきましては、11月10日午前11時40分から国立劇場大劇場において伝達式を行い、次いで午後2時50分から皇居において拝謁が行われる予定でございますので、当日11時10までに式場へお越しくださるよう御案内申し上げます。
 なお、配偶者もご出席いただける場合には、御夫婦お揃いでの拝謁となります。

敬具
平成26年10月24日
文部科学大臣 下村 博文


 以上の様に、秋の好き日に私は家内と二人は式典の礼装で、国立劇場での下村科学大臣の挨拶の後、勲章着用で皇居に向かう。到着後宮内庁職員の指示通り皇居内に進む。豊明殿は美しく広い。やがて陛下のご入室後ステージに立たれ受章者代表の謝辞に答えられ、離れて起立している私達に近寄られる。10米以上離れた夫人達の最前列の妻も陛下の優しい瞳の拝顔が叶い、共に一生忘れられぬ幸せをいただきました。
 再びバスの送迎車で東京駅に向かい到着と同時に開散。(受章者数 600数十名)
 私と家内は帝国ホテルで記念写真を撮ることになるが、なんと多くの先着受章者でここでもまた永い時間を待たされ、いささか・・・  いや、誠に疲れた二人は言葉少なく“いい写真になるといいネ”と言葉を交わすが精一杯のところに、都内の三人娘がにこやかにやってきて“ディナーはどこがいいかしら”など気楽なもの。明日の10時には名古屋からいとこが来る。早くベッドに着こう!
 ゆったりと時間の流れた一日だった。これまで支えてくれた家内と家族に感謝をしながら眠りについた。
畝本 昌介(S28卒)

畝本昌介様(瑞宝双光章受章)